本文へスキップ

クラブ運営

サッカークラブのホームページの作り方|必要なページ・費用・制作手順を解説

サッカークラブのホームページを作る方法を初心者向けに解説。必要なページや掲載情報、ドメイン・制作方法、費用の考え方、公開までの流れ、公開後の運用まで、クラブサイト制作で押さえておきたいポイントを紹介します。

公開日: / 更新日:
著者:Footbolster

  • サッカークラブ
  • ホームページ
  • ホームページ制作
  • クラブ運営
  • 選手募集
  • Footbolster Studio

サッカークラブのホームページを作ろうと思っても、

「何を載せればいいのかわからない」

「自分たちで作れるのか、制作会社に頼むべきなのか」

「どのくらい費用がかかるのか」

「作ったあと、誰が更新するのか」

など、考えることは意外と多くあります。

ホームページ制作というと、デザインやシステムから考えたくなりますが、最初に決めるべきなのはそこではありません。

大切なのは、**「誰に、何を伝えて、どんな行動につなげたいのか」**を整理することです。

サッカークラブの場合、ホームページを見る人は選手だけではありません。

保護者、スポンサー候補、地域の人、対戦相手、指導者、クラブへの入会を検討している人など、さまざまな人が訪れます。

この記事では、サッカークラブのホームページを作るときに必要なページや情報、制作方法、費用の考え方、制作から公開までの流れ、公開後の運用まで順番に解説します。

まず「ホームページを作る目的」を決める

最初に決めたいのが、ホームページを作る目的です。

たとえば、同じサッカークラブでも目的によって必要なサイトは変わります。

選手を募集したい

新しい選手やスクール生を増やしたいのであれば、

  • 対象年代
  • 活動場所
  • 練習曜日
  • 費用
  • 指導方針
  • スタッフ
  • 体験参加
  • 入会方法

といった情報が重要になります。

保護者にクラブのことを知ってもらいたい

ジュニア年代のクラブであれば、保護者が意思決定に関わるケースも多くあります。

そのため、

  • クラブ理念
  • 育成方針
  • 指導者
  • 活動場所
  • 活動時間
  • 費用
  • 保護者の負担
  • 体験までの流れ

などをわかりやすく掲載する必要があります。

スポンサーを増やしたい

社会人クラブや地域クラブでスポンサー募集を行うのであれば、

  • クラブ概要
  • 理念・ビジョン
  • 活動地域
  • チームカテゴリー
  • 実績
  • 選手・スタッフ
  • 既存スポンサー
  • スポンサー募集
  • 問い合わせ

など、企業側がクラブを理解するための情報が必要です。

クラブの公式情報をまとめたい

ホームページを、クラブの公式情報を整理する場所として使う方法もあります。

SNSでは日々の活動を発信し、ホームページではクラブ概要や活動情報、入会案内などの基本情報を管理する形です。

目的によって必要なページや機能が変わるため、まずは、

「このホームページを誰に見てもらいたいのか」

から考えてみてください。

サッカークラブのホームページに必要なページ

クラブによって必要なページは異なりますが、まず検討したい基本的なページがあります。

1. トップページ

ホームページを訪れた人が最初に見るページです。

トップページですべてを説明する必要はありません。

重要なのは、

  • どんなクラブなのか
  • どこで活動しているのか
  • どの年代を対象としているのか
  • どこを見れば詳しい情報がわかるのか

が短時間で理解できることです。

体験参加や入会を募集している場合は、申込ページへの導線もわかりやすく配置します。

2. クラブ紹介

クラブの基本情報をまとめます。

たとえば、

  • クラブ名
  • 設立年
  • 活動地域
  • 所属カテゴリー
  • 運営団体
  • クラブの歴史

などです。

SNSだけでは把握しづらい、クラブ全体の情報を整理するページになります。

3. 理念・育成方針

クラブが何を大切にしているのかを伝えるページです。

特に育成年代では、

「勝利をどのように位置づけているのか」

「どんな選手を育てたいのか」

「どのような環境を作りたいのか」

など、クラブの考え方を伝えることが重要です。

4. チーム・カテゴリー紹介

複数カテゴリーを運営している場合は、それぞれの違いを整理します。

たとえば、

  • U-12
  • U-15
  • U-18
  • トップチーム
  • スクール

などです。

対象年代、活動日、活動場所なども合わせて掲載するとわかりやすくなります。

5. スタッフ紹介

監督、コーチ、運営スタッフなどを紹介します。

特に新しくクラブを探している選手や保護者にとって、

「誰が指導しているのか」

は重要な情報の一つです。

プロフィールだけでなく、指導方針やクラブでの役割も掲載すると、クラブの考え方が伝わりやすくなります。

6. 活動場所・スケジュール

練習会場、曜日、時間などを掲載します。

活動場所については、施設名だけでなく、エリアやアクセスもわかると便利です。

スケジュールが頻繁に変わるクラブでは、固定ページにすべてを書き込むのではなく、更新しやすい方法を考える必要があります。

7. 料金

必要に応じて、

  • 入会金
  • 月会費
  • 年会費
  • ユニフォーム費
  • 遠征費
  • その他必要な費用

などを掲載します。

すべての料金を公開するかどうかはクラブの方針によりますが、問い合わせ前に知っておいてほしい内容は整理しておくとよいでしょう。

8. 体験・入会案内

選手募集を行うのであれば、特に重要なページです。

  • 対象
  • 募集カテゴリー
  • 体験日時
  • 持ち物
  • 費用
  • 申込方法
  • 体験後の流れ

などをまとめます。

ホームページを見ても「結局どうすれば体験できるのかわからない」という状態は避けたいところです。

9. お知らせ

体験会、セレクション、大会、イベント、重要なお知らせなどを掲載します。

SNSと同じ内容をすべて掲載する必要はありません。

長期間参照してほしい情報や、公式案内として残しておきたい情報を中心に掲載すると運用しやすくなります。

10. スポンサーページ

スポンサー企業がいる場合は、紹介ページを用意することもできます。

また、新しいスポンサーを募集しているクラブであれば、

  • クラブの活動
  • スポンサーとの取り組み
  • 協賛について
  • 問い合わせ方法

などを掲載することも検討できます。

11. お問い合わせ

問い合わせ方法を明確にしておきます。

問い合わせフォームを設置する場合は、必要以上に入力項目を増やさず、問い合わせする人が迷わない構成を考えます。

ホームページ制作前に準備するもの

サイト制作を始める前に、必要な素材を整理しておくと制作がスムーズになります。

代表的なのは以下です。

  • クラブロゴ
  • クラブカラー
  • チーム写真
  • 練習・試合写真
  • スタッフ写真
  • クラブ紹介文
  • 理念・育成方針
  • 活動場所
  • スケジュール
  • 料金
  • 選手募集情報
  • スポンサー情報
  • 問い合わせ先

すべて揃ってから制作を始める必要はありません。

ただし、「素材がないから制作が止まる」ということはよく起こります。

特に写真や文章について、誰が準備するのかを事前に決めておくと進めやすくなります。

サッカークラブのホームページを作る方法

ホームページの制作方法は大きく分けるといくつかあります。

自分たちで作る

Webサイト作成サービスやCMSなどを使って、クラブ自身で制作する方法です。

メリットは、自分たちで自由に更新しやすく、外部へ依頼する制作費を抑えられる可能性があることです。

一方で、

  • ページ構成を考える
  • デザインする
  • 写真や文章を準備する
  • スマートフォン表示を確認する
  • ドメインを設定する
  • 問い合わせフォームを設定する
  • 公開後に管理する

といった作業も自分たちで行う必要があります。

Web制作に詳しいスタッフがいるクラブには向いていますが、指導者や代表者が通常業務と兼任する場合は、その作業時間も考えておく必要があります。

フリーランスや個人へ依頼する

Web制作を行っている個人へ依頼する方法です。

制作会社と比較して、小回りが利く場合や、担当者と直接やり取りできる場合があります。

一方で、

  • 公開後の保守
  • 更新対応
  • 担当者が対応できなくなった場合
  • ドメインやサーバーの管理

などについて、契約前に確認しておく必要があります。

制作だけでなく、公開後の管理体制まで確認することが重要です。

Web制作会社へ依頼する

Web制作会社へ依頼する方法です。

サイト設計、デザイン、開発、公開までまとめて依頼できるケースがあります。

ただし、制作会社によって得意分野は異なります。

一般的な企業サイト制作に慣れていても、

  • 選手募集
  • 体験参加
  • カテゴリー
  • スタッフ
  • 試合結果
  • スポンサー
  • 保護者向け情報

など、サッカークラブ特有の情報設計を理解しているとは限りません。

依頼する場合は、デザインだけでなく、

「クラブ運営を理解したうえでページ構成を提案してもらえるか」

も確認してみてください。

ホームページ制作にはどんな費用がかかる?

ホームページ制作の費用は、制作方法やページ数、必要な機能によって変わります。

そのため、「サッカークラブのホームページはいくら」と一律に決めることはできません。

考えるべき費用は、大きく分けると次のようになります。

制作費

最初にホームページを作るための費用です。

  • サイト設計
  • デザイン
  • コーディング
  • CMS設定
  • 問い合わせフォーム
  • スマートフォン対応
  • コンテンツ作成

など、依頼する内容によって変わります。

ドメイン費用

ホームページのアドレスにあたるドメインを維持するための費用です。

独自ドメインを使用する場合は、取得・更新費用が発生します。

サーバー・ホスティング費用

ホームページを公開する環境に必要な費用です。

利用するサービスや構成によって料金体系は異なります。

保守・運用費用

ホームページ公開後に、

  • システムの保守
  • ページ更新
  • お知らせ投稿
  • 写真変更
  • 不具合対応

などを外部へ依頼する場合に発生します。

ホームページ制作を検討するときは、最初にいくらかかるかだけではなく、公開後に年間でどの程度の費用と作業が必要になるかまで確認することが重要です。

費用については、別の記事で自作・制作会社・月額型などを比較して詳しく解説します。

サッカークラブのホームページ制作の流れ

実際にホームページを作る場合、大まかには次の流れになります。

STEP 1|目的を決める

まず、

  • 選手募集
  • 保護者への情報提供
  • スポンサー対応
  • クラブの信頼性
  • 情報発信

など、ホームページを作る目的を整理します。

目的が複数あっても問題ありません。

ただし、優先順位は決めておきます。

STEP 2|見る人を整理する

次に、誰がホームページを見るのかを考えます。

たとえば、

  • 選手
  • 保護者
  • スポンサー候補
  • 地域住民
  • 指導者
  • 対戦相手
  • メディア

などです。

見る人によって、必要な情報は変わります。

STEP 3|必要なページを決める

目的と閲覧者が整理できたら、ページ構成を決めます。

最初からページを増やしすぎる必要はありません。

優先度の高い情報から作ります。

STEP 4|素材を準備する

写真、ロゴ、文章、活動情報などを準備します。

誰が何を用意するのかも決めます。

STEP 5|デザイン・制作

ページ構成をもとにデザインと実装を進めます。

デザインを見るときは「かっこいいか」だけではなく、

  • スマートフォンで見やすいか
  • 必要な情報を見つけやすいか
  • 体験申込まで迷わないか
  • クラブらしさが伝わるか

という視点で確認します。

STEP 6|公開前に確認する

公開前には、

  • 誤字脱字
  • リンク
  • 問い合わせフォーム
  • 電話番号・メールアドレス
  • 料金
  • 練習場所
  • スマートフォン表示
  • 写真
  • 個人情報

などを確認します。

STEP 7|公開する

ドメインなどを設定してホームページを公開します。

ただし、公開した時点がゴールではありません。

クラブの情報は変わります。

スタッフが変わる。

カテゴリーが変わる。

活動場所が変わる。

料金が変わる。

スポンサーが増える。

選手募集の状況も変わります。

そのため、公開後に誰がどのように更新するのかまで決めておく必要があります。

ホームページは「作れるか」より「更新できるか」が重要

クラブサイトでよく起こる問題の一つが、公開後に更新されなくなることです。

制作時にはきれいでも、

「更新方法を知っている人が一人しかいない」

「制作会社に毎回連絡しないと変更できない」

「忙しくて更新できない」

という状態になると、徐々に情報が古くなっていきます。

たとえば、

  • 去年の選手募集がそのまま掲載されている
  • 退任したスタッフが載っている
  • 活動場所が昔のまま
  • スポンサー情報が更新されていない

といった状態です。

だからこそ、ホームページ制作では、

公開後に誰が更新するのか

まで設計する必要があります。

理想的なのは、専門的な知識がなくても必要な情報を変更できる状態です。

また、すべてをクラブ自身で更新する必要もありません。

頻繁に変わる情報はクラブ側で更新し、大きな変更や技術的な作業は外部へ依頼する、といった役割分担も考えられます。

SNSとホームページを連携させる

ホームページを作ったからといって、SNSをやめる必要はありません。

むしろ、それぞれの得意な役割を分けます。

SNSでは、

  • 日々の練習
  • 試合
  • 大会
  • 選手
  • イベント
  • クラブの雰囲気

などを伝える。

ホームページでは、

  • クラブ概要
  • 育成方針
  • 活動場所
  • 料金
  • スタッフ
  • 体験・入会
  • スポンサー
  • 問い合わせ

など、長く参照される情報を整理する。

このように役割を分けることで、発信する側も、情報を探す側もわかりやすくなります。

検索されることも考えてサイトを作る

ホームページは、クラブ名を知っている人だけが見るとは限りません。

たとえば、

「世田谷 サッカークラブ」

「横浜 ジュニアユース」

「練馬 社会人サッカー」

など、地域やカテゴリーからクラブを探す人もいます。

そのため、

  • クラブ名
  • 活動地域
  • カテゴリー
  • 対象年代
  • 活動内容

などを、サイト内でわかりやすく記載しておくことが重要です。

ただし、ホームページを作っただけでGoogle検索の上位に表示されるわけではありません。

Google検索ではさまざまな要素が考慮されるため、検索順位やアクセス数を保証することはできません。

まずは、クラブを探している人にとって必要な情報を、わかりやすく正確に掲載することから始めます。

サッカークラブのホームページで大切なのは「豪華さ」ではない

ホームページを作るとき、どうしてもデザインに目が向きます。

もちろん、クラブのイメージを伝えるためにデザインは重要です。

ただし、見た目が豪華であることと、使いやすいホームページであることは同じではありません。

クラブサイトで重要なのは、

  • どんなクラブかわかる
  • 必要な情報が見つかる
  • スマートフォンで見やすい
  • 体験や入会方法がわかる
  • 問い合わせできる
  • 情報が古くならない
  • クラブ自身が運用を続けられる

ことです。

最初からすべての機能を詰め込む必要もありません。

必要なページから始めて、クラブの成長に合わせて追加していく方法もあります。

まとめ|ホームページ制作は「何を伝えるか」から考える

サッカークラブのホームページを作るとき、最初に考えるべきなのはデザインや制作ツールではありません。

まず、

誰に見てもらうのか

何を伝えるのか

どんな行動につなげたいのか

を整理します。

そのうえで、

  1. 目的を決める
  2. 閲覧する人を整理する
  3. 必要なページを決める
  4. 写真や文章を準備する
  5. 制作する
  6. 公開前に確認する
  7. 公開後の更新方法を決める

という順番で進めると、ホームページ制作を考えやすくなります。

そして重要なのは、公開することではなく、クラブが使い続けられることです。

選手募集、保護者への案内、スポンサー、地域への情報発信。

ホームページは、それらを支えるクラブの情報基盤として活用できます。

Footbolster Studioでは、サッカーの現場を理解したチームが、クラブごとの目的や運営方法を整理しながらホームページ制作を支援しています。

何を掲載すればいいかわからない段階からでも相談できます。

クラブサイト制作について相談する

← 記事一覧へ戻る